2009/10/14

後発部隊、いざアメリカへ

NHKで放送されましたねー。刺激を一杯浴びている仙発隊の活躍っぷりがすごく伝わってきました。
ワタクシもチョビッと映っていたので、大変助かりました。どうゆう意味かというと、9月は年度で言うと上半期の最終月。契約上の締めの月でもあるわけです。ワタクシの抱えるプロジェクトの中にも締め切りに間に合うかどうかビミョウなプロジェクトが2,3あったので、その土壇場の時期に部下を捨て、家族を放り出し、アメリカに行っちゃうと言ったものだから”不届き者!”、”非国民!”、”本当はアバンチュール(古くさ!)なんだろう”と好き勝手なことをぬかす輩が一杯いたのである。ところが、TVを観た関係各位からは、”立派なことしてたんだねー”、”偉い!日米の架け橋!”とか、”いよ!ゴールデンゲートブリッジ!(うそ)”など手のひらを返したように、お褒めの言葉を頂戴しまして名誉回復まさに奴隷解放状態だったのでありました。サンキュー、アメリカ。ありがとう、NHK!

さて、話しは変わって実はワタクシ、アメリカに行くのは3回目であります。
最初はアラスカ州(トランジットでアンカレッジに居ただけ)、次はカリフォルニア州(横田基地が年一回市民に開放される日に遊びに行った。あの基地へ本国から郵便を出す場合はカリフォルニアになるらしい)に行ったことがあるので、食べ物がデカイのも体験済みのアメリカ通なのであります。また、私の知っているアメリカ人はムジカシイ顔をして、常にマシンガンのトリガに指をかけている緊張感漂うチカラの象徴なのであります。ニューヨークは、かの事件があった場所。さらにキビシイ姿勢で外国人に対するに違いない。我がチームの新之助氏がイカガワしいハートのサングラスをかけていたので、即刻射殺のうえ、我々も連行されるのではないかと内心ビビりながら、日本をあとにしたのであった。

長い飛行を経て、到着したJFK空港には、迷彩服で犬連れの兵隊さんがそこかしこにいると思っていたのだが、ガラーンとしているではないか。油断させて一気に制圧する作戦。さすがアメリカである。さらに入国審査に向かったのであるが、審査官が妙に緊張感がない。アクビをしているではないか。偽装が徹底している。さすがのワタクシもついつい気がゆるんでしまいそうになる。しかし、審査官が親指を一本立てて、次に残りの4本の指を立てている仕草をワタクシは見逃さなかった!そう、1と4である。これは”ひとし”を表すサインである。ワタクシの入国を物音を立てずに各審査官の間で伝達しているのである。審査官にまで白兵戦の訓練をしていることいい、情報収集力のすごさといい、さすがアメリカである。

さて、無事入国を済ませ、JFK空港を改めて見渡してみると、意外と地味な空港である。フランスのドゴール空港を知っているワタクシはJFKを冠するので、きっとド派手で、立派なターミナルに違いなかろうと勝手に想像していたのである。いや、いかんイカン。また相手の術中にはまるところであった。見かけは地味~にしておいて、地下の秘密滑走路でサンダーバード2号の出撃準備を整えていることをワタクシの鋭い嗅覚は嗅ぎ取っていたのである。

さて、私の一枚はその後のバス移動でたどり着いた前線基地もとい宿泊先Radisson Hotelのバーのカウンターである。(まさに、銃弾で倒れようとしているロバート・キャパばりの表情であるが、ただ単にシャッターのタイミングがズレただけである。)



このバーで、たまたま居合わせた米国人とおぼしき兄さん達と、カントリーロードをともに歌い、互いにグラスをかかげたのであった。ビールのアルコールも手伝って、さすがのワタクシも胸襟を開いた瞬間であった。

つづく。。 代打 ひとし

(注)親指云々の話は、親指と残り4本の指紋を入国時に採取されるのです。言葉の通じない方々のために審査官は親切にジェスチャーで促してくれているのです。ホントーは。

2009/09/29

ようこそ!Upstate NYへ!!



先発隊、やってきましたNY!実は、ニューヨークって、とても大きい州なんです。NYC、すなわちニューヨーク・シティーは、そのおーおきなニューヨーク州の南東の端。2日間、NYCでの刺激に満ちた滞在を経て、一行は最初の公演地であり、仙・アメリカ支局まさ&あきの住む、Geneva(ジェネバ)の町にやってきました。長距離バスで北西へ、実に6時間!ひゃー、本当に広い国です。

メトロポリターンなNYC近郊がダウンステートと呼ばれるのに対し、農業がさかんなニューヨーク州北部はアップステートと呼ばれています。州北限には、カナダとの国境をかねた五大湖のひとつ、オンタリオ湖があります。州中央部には、太鼓…じゃない太古の昔、このオンタリオ湖とつながっていた、南北に細長い湖がたくさんあります。指(=フィンガー)のようにのびた湖(=レイク)が集まるこのエリアは、フィンガーレイクス地方と呼ばれ、アップステートの中でも特に、ワインの産地として有名です。ここGenevaは、そのフィンガーレイクス地方最大の湖、セネカ湖畔にある、歴史ある静かな町です。

本隊が到着するまで、Genevaを拠点に、近郊の町での宣伝公演、地元ラジオ、テレビ、新聞などの取材を受けたり、アメリカ支局新メンバー・キョウコさんの教える地元大学の学生と交流したり。途中、セネカ湖畔でちょっと一休み(お守りの葵ちゃんも一休み、散策中…)。セネカ湖はアメリカで最も深い湖のひとつで、やれ潜水艦だ、クジラだ、いやセネッシーだ!と、ファンタジーに満ちた素敵な湖なのですが、そんなこと語る間もなく、勝手に☆野外オンステージに夢中な3兄弟でした。
人々や自然からのパワーをいっぱいもらって、9月18日には、町で最古のオペラハウスで、先発隊によるキックオフコンサートを開催!公演中、ステージから見覚えのある顔がたくさん見えて、客席もステージも大興奮の最高のステージでした。

翌日、Genevaから西へさらに1時間、ニューヨーク州第3の都市・Rochester(ロチェスター)へ向かいます。いよいよ本隊と合流!

つづく。。。あき

2009/09/27

New York 出発 On Time!



アメリカ行ってきました!思いでも写真も山ほどの中から1ショットと言う事で始めに書くので、最初から行きます!

先発隊として龍士(写真とってくれたから載ってない!)と亮太と私3人、皆より1週間前に行かせてもらいました。それぞれ初めての経験いっぱいの大きい旅でした。世界中で知られすぎてるアメリカに直接触れるチャンスを逃せなかった。

何でも大きいと聞いていましたが、Broadwayのケーキ屋さんで一休みしてウエートレスが持って来るどんぶりを見て“あら誰かスープ頼んだ?”と言ってしまった私、自分が頼んだコーヒカップでした。。。

考えてみたらこれだけ広い国、のびのびしている大自然の中で育つ人間達小さいもので我慢する必要はないなと思いました。
太平洋の向こうでも和太鼓のリズムにのって踊ってくれた人達の心も広かった、その出会いを最高のお土産にして頭、心、そしてお腹もかなりいっぱいにして帰ってきました。また行かなきゃ!

つづく。。。葵

2009/09/25

「仙」川崎太鼓仲間「響」The J.B.'f、NY公演

ロチェスター地元メディアから取材されました。
養護学校での演奏と瀬戸まさ君の流暢な英語と新妻あきさん、先発隊の葵ちゃん、片岡亮太、 友野龍士が楽しく太鼓を打っているようすがVTRに収められています。

http://rochester.ynn.com/?ArID=482823&RegionCookie=2134





「仙」の初海外公演が夢のように実現してしまった!


瀬戸まさは過去二回の公演と今回の海外公演をアメリカから絵図を描き実現してしまった!
組長としては恐ろしい弟子を持ったもので嬉しいですね。


国際交流基金とロチェスター工科大学から助成金が出た!


これも稀なことで大変な期待があることを、皆・・・実感はないみたい。





とっておきの画像って・・・!?


最終の養護学校公演での聾の生徒さん達と太鼓を打ったことかな!?
















組長

2009/08/08

9月3日、無料コンサートやります!

ニューヨーク出発直前コンサート!
9月3日19時より、入場無料です。ぜひお越しください。

9月の連休に、仙は川崎太鼓仲間・響と合同でアメリカ・NY公演を行います。
ロチェスター工科大学を中心に、古典から現代曲、祭り囃子まで幅広く、和太鼓文化を紹介するツアーです。

つきましては、みなさまへのカンパのお願いも含めまして、直前コンサートを行います。

場所は川崎市高津区のすくらむ21ホール。
JR南武線・東急田園都市線から徒歩10分、
アクセスはこちらをご参照ください。

仙は歌舞伎や能囃子をもとにした創作曲、オリジナル曲、
響は祭り囃子を中心に、



そしてThe J.B.'fも出演します。お楽しみに!

2009/02/02

仙・ブログ開設!

仙のみなさま

ブログを開設したので、どしどし書き込みましょう!
まだまだ、ブログを使いこなせていませんが、とにかく始めるが勝ち!
ということで、仙らしくマイペースでいきましょう!!

さて、初っぱなを飾らせていただきます。
昨年2008年11月29日の仙自主公演”Olla Podrida?!”から、はやいもので2か月もたちました。年末年始も挟まっていたので、本当にあっという間に過去の思い出となりつつあります。

今年はアメリカ公演が計画されていて、出発まで、残り7か月とチョッと。
前回の経験によると、時間が足りない!!よなぁ〜〜。きっと。
と、思いつつ、きっと何とかしちゃう人達なんですよね〜〜。仙のみんなは。


By さとう(パスポート切れてる!)